人材教育体系構築の特徴
自主自律的に考動する組織を
デザインする
キャリアラダー制度による
人材教育体系づくり
キャリアラダーとは、社員がはしご・会談(ラダー)を1つ1つ上っていくように能力アップできるように設計された人材教育体系のことです。 はしご・階段の1つ1つのステップには、求められる人材像・役割・スキル等が定義され、それを身に付けるための教育手段が明確化されています。
誰に何をどのくらいの深さで教育するのか、貴社にピッタリとマッチした体系を構築し、運用も含め支援します。下図は各階層において必要となる教育内容の一部をご紹介しています。各教育における使用教材、講座、研修など育成施策を明確化していきます。
キャリアラダーの考え方が
必要とされる背景
日本では勤続年数に応じて等級が上がっていくような人事制度となっている会社が多くあります。しかし現代では、大手企業でも終身雇用が約束されない時代です。その背景には、年功序列で等級が上がり、給料が上がる日本特有のシステムが成立しなくなっているという事実があります。
年功序列で「何となく」等級(つまり給与)が上がっていくのではなく、その人の持つ能力・スキル、そして担っている役割がしっかりと評価されるシステムが必要不可欠となっており、その解決策がキャリアラダー制度です。
キャリアラダー制度は、看護業界では既に一般的に導入されています。看護業界では、しっかりと必要なスキルを持っていない人が医療行為を行なうことは命に関わる危険な行為です。そこで、役割毎に能力やスキルを体系立てた上で計画的に育成し、各ポジションに求められる能力を確実に身に付けている人にだけ担当できるようになっています。
製造業でも、いよいよキャリアラダー制度の導入の必要性がうたわれており、大手企業だけではなく、中小企業においても導入を急いでいる企業が増えています。
カイゼンベースでは、このキャリアラダーの制度により、会社が社員へ何をもとめているのか、どんな能力を身に付けることを期待されているのか、どのようにワークライフを歩んでいくのか、社員1人1人が理解できる分かりやすい体系構築し、その運用を支援します。
カイゼンベースの
標準キャリアラダー
カイゼンベースの「標準キャリアラダー」は、製造業に特化したキャリア開発プランです。
キャリアラダーとは、「ラダー(梯子)」のようにキャリアアップのプロセスをいくつかのステップに区切り、各ステップにおいて必要なスキルを明確にしたもの。カイゼンベースでは、一般社員レベルから課長レベルまで5段階のステップを設定し、製造業に必要な4つの視点でスキルを分類。習得すべきスキルに応じて教材をご用意していますので、プロの視点で設計された製造業特化型教育プランで工場向けの中長期的な教育を実施することができます。
カイゼンベースのLMS「Kaizen Campus」では、製造業のコンサルティング経験をもとにカイゼンベースが長年かけて作り上げた教育体系図(キャリアラダー)をご利用いただけます。
どのタイミングで何を学習すべきかが明確になっているため、計画的に学習を進めることができます。
Q&A
標準キャリアラダーに関するQ&A
- 標準キャリアラダーとは何ですか?
- カイゼンベースが今までの経験をもとに作成した製造業のための教育体系図です。標準キャリアラダーをもとに学習計画を立てることで、簡単に体系立てた教育を実施することができます。
- 標準キャリアラダーは有料ですか?
- 標準キャリアラダーは弊社有料サービスをご利用のお客様にご提供させていただいております。
- 標準キャリアラダーをカスタマイズできますか?
- 標準キャリアラダーをもとに企業様ごとに合った教育体系図を作成することも可能です。弊社コーディネーターにご相談ください。
貴社専属のコーディネーターがトータルでサポートいたします。
ご相談は無料です。お気軽にお問い合わせください。
人材教育体系
(キャリアラダー)構築支援
カイゼンベースでは、企業様のご状況に合わせた人材教育体系構築・キャリアラダー作成も承っています。教育したい内容・体制等をヒヤリングさせていただき、運用方法含めご提案をさせていただきます。必要に応じて、オリジナルの教育コンテンツを作成することも可能です。
カイゼンベースでは教育体系構築から教材制作・研修の実施・運用のご支援まで一貫してサポートが可能ですので、お悩みの際はぜひご相談ください。
人材教育体系構築サービス導入事例
株式会社資生堂様
株式会社資生堂様の国内工場では「生産革新」と銘打ち、大規模な人材教育の体系改革に取り組まれていました。
カイゼンベースではキャリアラダーの構築からカスタマイズ教材作成、研修実施、学習の運用に至るまでサポートをさせていただき、事務局メンバーの皆様と一緒に“資生堂流の改善教育づくり”に取り組ませていただきました。
Q&A
各企業様の実情に合わせた教育体系
(キャリアラダー)に関するQ&A
- 人材教育体系はどれぐらいのスパンで完成させていくものなのでしょうか?
- 何をもって完成形とするかは、企業様の目指されているゴールに関わってくるかと存じますが、標準的なご支援期間としましては、教育体系構築に約6カ月、運用計画策定に約3カ月、初期流動期間(通常サイクル化までの期間)に1.5~3年程度と、中長期にわたって支援をさせていただきます。
- 人事考課制度との連動は出来ますか?
- はい、可能です。現状の人事考課制度を確認させて頂いた上で、しっかりと連動された人材教育体系の構築を支援致します。また、人事考課制度の構築自体を支援することも可能です。
- 自社で使用している教材をeラーニング化することはできますか?
- はい、可能です。弊社ではカスタマイズ教材の制作を行っておりますので、既存の紙ベースの資料をもとに、eラーニング教材をお作り致します。
- 教育教材があまり揃っていないのですが、人材教育体系はつくれますか?
- はい、可能です。弊社で持っている標準教材を提供することが可能ですし、教育したい内容をヒヤリングさせて頂き、新規に制作を代行することも可能です。現状をヒヤリングさせて頂いた上で、進め方をご提案させて頂きますので、ぜひお問い合わせください。
- 人材教育体系構築後の運用フェーズでも支援してもらえるのでしょうか?
- はい、ご支援致します。運用の立ち上げから本格稼働、通常サイクル化までの期間において、全般的なご支援や貴社に不足している部分のピンポイントな支援なども行わせて頂きます。